内科・消化器内科・小児科(6歳以上)

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糖尿病

食べ物に含まれるブドウ糖は体内に取り込まれると、エネルギーとして利用されます。しかし、インスリンの作用が弱いとブドウ糖(血糖)を上手く利用できず、血糖値が高くなります。このような状態が続くと腎不全、網膜症、神経障害等、様々な合併症を発症します。

糖尿病

食べ物に含まれるブドウ糖は体内に取り込まれると、エネルギーとして利用されます。しかし、インスリンの作用が弱いとブドウ糖(血糖)を上手く利用できず、血糖値が高くなります。このような状態が続くと腎不全、網膜症、神経障害等、様々な合併症を発症します。

こんな症状がありましたらご相談ください

 

  「健康診断で、血糖が高め、尿糖が出ていると指摘された。」
  「糖尿病だけど、血糖コントロールが悪い。」
  「糖尿病の合併症が心配。」

こんな症状がありましたら
ご相談ください

 

  「健康診断で、血糖が高め、
   尿糖が出ていると指摘された。」

  「糖尿病だけど、
   血糖コントロールが悪い。」

  「糖尿病の合併症が心配。」

糖尿病の診断

糖尿病の診断基準は以下の通りです。

 

血糖値が空腹時で126mg/dl以上、随時で200mg/dl以上

OGTT2時間値(75gのブドウ糖を飲んで2時間後の血糖値)が200mg/dl以上を2回繰り返すか、

上記と、HbA1c(ヘモグロビンA1c)が6.5%以上の時に糖尿病と診断されます。

HbA1c(ヘモグロビンA1c)について

血糖値は、食事の影響や日内変動があり、血液検査時点での血糖が分かりますが、長期間の糖尿病コントロールの判定には不向きです。これに対して、HbA1cは、ヘモグロビンにグルコースが非酵素的に結合したもので過去1~2か月間の血糖の平均を反映します。HbA1cは、血糖の平均値の為、普段は血糖値が正常で食後だけ急速に血糖値が上昇する方は、比較的低めに出ます。しかし、食後血糖が急速に上昇する方(食後過血糖)は、合併症が出やすくなります。

糖尿病の症状

ほとんど無症状ですが、血糖値が高い状態になると自覚症状が現れることもあります。

高血糖における症状は、喉が渇く・水をよく飲む、尿の回数が増える、体重が減る、疲れやすくなる等があります。さらにかなり血糖値が高くなると、意識障害を起こすこともあります。

糖尿病の原因

糖尿病の原因ですが、生まれつきの体質と生活習慣(運動不足・食べ過ぎ・飲みすぎ・肥満・ストレス・睡眠不足)や環境などの誘引が重なり、糖尿病を発症します。

また、自己免疫の異常等により、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞が壊れてしまうことにより、全く(あるいはほとんど)インスリンが分泌されなくなってしまうことが原因の1型糖尿病や、糖尿病以外の病気や治療薬の影響で血糖値が上昇し、糖尿病を発症することもあります。

糖尿病の合併症

糖尿病の合併症には次のようなものがあります。

細小血管症

糖尿病性網膜症 網膜の細い血管に障害が起こり、目のかすみ、視力の低下などがみられます。症状が進むと失明の可能性もあります。

糖尿病性神経障害 手足の末端がしびれます。特にはじめは足の末端からしびれが起きるのが特徴的です。進行すると痛みが続き、潰瘍や壊疽が起こることもあります。

糖尿病性腎症 尿に蛋白が出て足がむくんできたりすることがあります。進行すると腎不全や尿毒症となり、透析治療を受けることになります。

大血管症

高い血糖値が続くと動脈硬化が進行します。動脈硬化は狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症等の原因となります。

他にも、歯周病、勃起障害、易感染性等があります。

糖尿病の検査

糖尿病の検査には以下のようなものがあります。

空腹時血糖(朝食前の血糖値を測定します)

正常範囲は70~109mg/dlです。

126mg/dl以上が2回確認されると糖尿病と診断されます。

HbA1c(ヘモグロビンA1C)

正常範囲は4.6~6.2%です。

1~2ヶ月間の血糖のコントロール状態がわかります。

6.5%以上となり、空腹時血糖126mg/dlも確認されると糖尿病と診断されます。

尿検査

血糖値が概ね200mg/dl以上になると、尿に糖が出てきます。自分で試験紙で調べることも可能です。

ブドウ糖負荷試験(OGTT)

ブドウ糖を摂取した後、数回の血液検査を行って、糖尿病と診断したりインスリンの出具合を調べる検査です。

簡易血糖自己測定

御自宅でもできる簡易検査です。手などの皮膚に針を刺し、わずかな血の量から血糖値を調べます。糖尿病の注射薬による治療を行っている患者様は、使用するときに健康保険が適用されます。それ以外の方も、自費での検査も可能です。ご希望の方は、スタッフに御相談下さい。

糖尿病の治療

基本的に完治することのない糖尿病の治療目的は、長期間にわたり、心筋梗塞、脳梗塞、失明、腎不全等の重篤な合併症の発生を防ぐことです。合併症は、適切な血糖コントロールで防ぐことができます。早期発見して、定期的な診察を受け、正しい治療を続けることが大切です。

 

糖尿病の治療は、食事療法、運動療法、薬物療法の三つの柱があります。

食事療法

食事療法のポイントは3点あります。

 

①全体の食事量を減らす。 お茶碗を小さいものにする、毎食3口減らす。

②血糖値が上がりやすいものを控える。お菓子は低糖質のものにする、清涼飲料水、アイスは控える。ご飯、パン、麺類は量を減らす。

③食後の血糖を上げにくくする。野菜、キノコ、海藻類から食べる。

 

その他、規則正しい一日3回の食事を取ることも大切です。

無理な食事制限はかえって害になることもありますので、医師に相談しながら進めていくことが大切です。

運動療法

1日30分以上、週に3回以上の有酸素運動をお勧めします。具体的には、水泳やラジオ体操、サイクリング等ですが、難しい方は、腿を60~90度まで上げて散歩するのでも効果があります。運動は毎日少しずつすることが大切です。

しかし血圧が高すぎたり、糖尿病神経障害や網膜症等の合併症がある方は必ず医師に相談してから決めましょう。

薬物療法

薬による治療は、食事療法や運動療法を行っても、血糖のコントロールが不十分な場合に行います。(1型糖尿病等、糖尿病の種類や病状によっては、薬による治療が先になることもあります。)

 

薬物療法には、内服と注射薬があり、病状によって使い分けられます。薬は、血糖値は下がりますが、糖尿病の根本を治すものではありません。食事療法、運動療法を続ける必要があります。

糖尿病の治療を成功させるコツ

糖尿病は長く付き合っていく病気です。患者様それぞれのライフスタイル、希望を考慮し、食事療法および運動療法を医師と相談しながら、無理なく続けていくことが大切です。また、最近は、低血糖を起こしにくい薬や、体重を減らす効果の高い薬も開発されており、薬物治療の選択肢も増えてきています。メリットデメリットを考慮し、最善の治療になるようにサポートできれば幸いです。